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『エビハラがいた時代展』のお知らせ

いつも黒亭をご愛顧いただきまして
誠にありがとうございます。

代表の平林でございます。

熊本県立美術館[本館] にて開催されます
『エビハラがいた時代展』
のご案内です。

黒亭の創業者『平林武良』は、
熊本県人吉市出身で画家を志す青年でした。

戦後熊本の美術を牽引した
鹿児島出身の画家・『海老原喜之助』氏に出会い、
師事して熊本市に転居し、作品作りをしていました。

結婚後1957年に、
苦しかった生活を立て直すために妻の絹子と共に
上通町の『こむらさき』創業者の山中安敏氏に
ラーメン作りを習い、『黒亭』を開業しました。
開業後は絹子が女将として店先に立ち切り盛りして参りました。

武良は聞くところによると
自由奔放で武骨で気難しい性格らしいのですが、
周りの皆様に恵まれ、支えられ生きてきたのだなぁと思います。

この度、
海老原喜之助先生の画塾
『海老原美術研究所』設立70周年記念として
『エビハラがいた時代展』が開催となります。
平林武良の作品も展示されます。

普段は桜町熊本城前店に飾っている
『同居者』という作品です。

若手画家を育成し、
地域文化の活性化につくした海老原先生と
関連画家の作品と資料により、
戦後の熊本美術を振り返る展示会となります。

私にとっても、
先代の女将さんが海老原先生の研究所を『エビケン、エビケン』と呼び、
祖父との想い出話を聞かせてくれていたことが懐かしいです。

ぜひご興味のある方は熊本県立美術館にお越しください。
どうぞよろしくお願い致します。

熊本県立美術館HP ▽

https://www.pref.kumamoto.jp/site/museum/86170.html